建売の新築一戸建てを購入しようと考えた時に、慎重に決めたいことの一つに契約する電気のアンペア数があります。
購入を検討している家が、オール電化かそうでないかのどちらかによって、日頃の生活に必要な電気のアンペア数は違います。
今回は、ガスと電気の両方使いの場合とオール電化の場合は、どれくらい契約すべき電気のアンペア数が違うのかを解説してみたいと思います。
オール電化の新築一戸建てに必要なアンペア数
オール電化の新築一戸建てに必要なアンペア数に迷っている人には、100Aがおすすめです。
100Aであれば、一緒に暮らす家族の人数が多くても、ブレーカーが落ちるのをそれほど気にする必要もなく、安心して生活することができます。
特に日々の暮らしの中で割と消費電力が高いのが、キッチンのIHとアイロン、そして給湯設備のエコキュートです。
それにプラスして、エアコンや炊飯器に電子レンジなどを同時に使うとなると、消費電力もその分増えるので、50Aや60Aだと少し心配になるでしょう。
より快適な暮らしがしたいとなると、100A以上の電気を契約するのが安心ですが、契約するアンペア数が上がるごとに基本料金も上がりますので注意しましょう。
ガスと電気の両方使いの新築一戸建てに必要なアンペア数
ガスと電気の両方使いの新築一戸建てに必要なアンペア数を迷っている人には、40A~60Aがおすすめです。
キッチンやお風呂、給湯器などがガスの場合はオール電化の一戸建てに比べると使用する電気量が少なくて済むので、アンペア数も比較的小さくても良いといえます。
エアコンを3台や4台同時に使うなど、よほどプラスで同時に使う電気が大きくならない限りは50Aを契約しておけば問題ないでしょう。
子ども部屋にもエアコンを設置したいなど、大きな電力を使うことが初めから分かっている場合は60Aにしておくのが無難です。
エアコン1台につき、だいたい20Aくらいの電気を使いますが、これはスイッチを入れてすぐのピーク時の最大電力であり、通常運転になれば10A以下に落ち着くというデータもあります。
つまり、帰宅してすぐにエアコンを複数同時につけるのではなく、起動時間がずれていればそれほどアンペア数も上がらないと考えられます。
電力計算をする際には、頭に入れておくといいでしょう。
まとめ
今回は、オール電化の場合とガスと電気の両方使いの場合について、契約するのにおすすめのアンペア数についてご紹介しました。
普段の生活を思い返しながら、どんな家電を同時に使うことが多いのかを考えれば契約すべきアンペア数の目安が分かってきます。
建売の新築一戸建てを購入する時は、暮らし始めてから意外と問題になりやすい電気のアンペア数についても少し頭で考えながら検討するようにするといいでしょう
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