遮音性や断熱性に優れ、向かいのお宅からの目隠しにもなる二重サッシ。
新築一戸建てを検討しているものの建築予定の立地に不満がある場合は、二重サッシを取り付けて対策するのも有効です。
そこで今回は、新築一戸建てに二重サッシを設置するメリット・デメリットや費用相場についてご紹介します。
新築一戸建てに設置できる二重サッシとは
二重サッシ(二重窓)とは、もとからある建てつけ窓の内側にもう1つ取り付けられたサッシのことです。
1つの窓枠に2枚のガラスをはめ込んだペアガラスと混同されやすいですが、二重サッシには以下のような特徴があります。
<断熱効果と結露防止が期待できる>
ペアガラスよりも断熱性が高く、内気と外気の温度差が抑えられることで結露ができにくくなります。
<防犯性が高くなる>
戸建て住宅の場合は泥棒の約6割が1階の窓から侵入すると言われていますが、二重にカギをつけることで泥棒に狙われにくくなる効果もあります。
<遮音性が高く、目隠しにもなる>
近隣の住宅と窓が向かい合う場合や家そのものが道路・線路沿いにある場合も、遮音性が高く目隠しにもなる二重サッシがおすすめです。
<出入りの際は窓を2回開閉しなければならない>
出入りの際は窓を2回開閉しなければなりませんが、家族の安心・安全をしっかり守れるため大きなデメリットにはならないでしょう。
新築一戸建てに設置する二重サッシの費用相場とは
新築一戸建ての場合は最初から二重サッシを取り付けることで手間が少なくなり、一年を通して快適に過ごせるようになります。
引き違い窓2枚建て(ガラスの板厚3mm)を一例として、それぞれのサイズの相場を施工費込みの価格でまとめました。
100cm×100cmの窓:約5万
180cm×180cmの窓:約7.5万
すべての窓に設置することでより高い断熱性や遮音性を期待できますが、設置数が増えるほど合計金額も高くなります。
上記はあくまでも参考価格であり、実際の価格は二重サッシの種類・サイズや施工店によって変わるため、事前に見積もりを取って確認しましょう。
窓枠の奥行きが足りない場合はふかし枠を設置する必要があり、そのぶん追加費用がかかります。
新築一戸建てであれば、あらかじめ相談しておくとスムーズに設置できるでしょう。
まとめ
新築一戸建てを検討していてより快適な住み心地を求める方には、二重サッシがおすすめです。
断熱性や遮音性に優れ、さらには目隠し効果も期待できるので住まいのウィークポイントが改善されるでしょう。
新築一戸建てに二重サッシを設置したい場合は、住宅の購入段階で相談しておくとスムーズに設置できますよ。
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