マイホームを購入した場合、毎月の住宅ローン返済以外にも、さまざまな費用がかかります。
住宅ローンの返済だけを考えて資金計画を立てていると、思わぬ出費が家計を圧迫し、場合よってはローン返済にも影響が出てしまいます。
今回は新築一戸建てやマンション購入を検討している方に向けて、見落としがちな購入後にかかる費用、注意点について紹介します。
新築一戸建て・マンション購入後 住宅ローン以外にかかる費用は?
新築一戸建ての購入後に必要な費用は、大きくわけて2つ、毎年かかる税金と家の維持費用です。
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固定資産税・都市計画税
建物・土地など、所有する財産に関しては固定資産税と、地域によっては都市計画税が毎年かかります。
比較的高額な税金なので、例えば12万円なら、月々のローン返済+1万円としておくなど、あらかじめ毎月のローン返済計画に組み込んでおくと安心です。
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リフォーム・メンテナンス費用
一戸建ての場合は、植栽や庭の手入れなど、こまめなメンテナンス費用を考慮する必要があります。
マンションの場合は、管理費・修繕積立金を月々支払わなければなりません。
加えて、一戸建て・マンションどちらもリフォーム費用は、自分で用意しなければなりません。
マンションの修繕積立金は、共用部分や建物の修繕に使用されるので、専有部分の維持費用は自分で用意します。
給湯器やエアコンの取り換え、水回りのリフォーム、壁紙の張り替え、一戸建ての場合は、屋根や外壁の塗装など、築10年を過ぎると徐々に高額なリフォームが必要になっていきます。
数百万単位の費用がかかることを考慮して、計画的に貯蓄しておくことが重要です。
新築一戸建て・マンション購入後 費用の注意点は?
購入後にかかる以下の費用には、それぞれ注意点があります。
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固定資産税の注意点
固定資産税は土地と建物にかかる税金ですが、新築一戸建ての場合は3年、マンションや長期優良住宅であれば5年、建物にかかる固定資産税が半分に軽減される措置を受けることができます。
適用期間が終わると、いきなり固定資産税の金額も上がるので、注意が必要です。
また、固定資産税の評価額は3年ごとに見直しがあるので、地価上昇などがあれば税額が上がる可能性もあります。
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マンションの修繕積立金の注意点
マンションを購入した場合に支払う修繕積立金は、当初の金額から年々値上げされる可能性があります。
マンション購入の際には、数年後の値上げなども含めて長期修繕計画を確認しておくと安心でしょう。
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水道光熱費・通信費の注意点
マイホーム購入後に特別にかかる費用ではありませんが、賃貸の集合住宅から一戸建てに引っ越す場合は、基本的に水道光熱費があがると考えてよいでしょう。
さらに、インターネットなどの通信費も、賃貸の場合はマンションタイプなどで安く抑えられているので、月々の支払いが増える可能性が高いです。
数千円単位だと思われますが、毎月のことなので、あらかじめ考慮が必要です。
まとめ
今回は新築一戸建てやマンション購入を検討している方に向けて、見落としがちな購入後にかかる費用、注意点について紹介しました。
住宅ローン以外にかかる費用は、月々にかかる費用の他にリフォームなど数百万単位のものもあります。
事前に計画を立てて、購入額やローン返済計画を検討する際にも考慮すると安心でしょう。
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