家を購入するときには、多くの人が住宅ローンを利用しますが、初めてという方が大半でわからないことが多いのではないでしょうか。
なかでも審査がどのようにおこなわれるのかは気になるところです。
ここでは住宅ローンの審査の流れと基準について解説し、審査にとおるための対策をご紹介します。
住宅ローンの審査の流れについて
住宅ローンの審査には、事前審査と本審査があります。
事前審査は、正式に申し込む前におこなわれるものです。
住宅ローンが借りられないと家の売買契約を結べないため、住宅ローンが借りられる目処が立っていないと困るのです。
事前審査は自己申告の内容を簡易的に審査し、期間は3~4日ほどかかりますが、昨今はWebで申し込み、15分ほどで結果が出るものもあります。
事前審査に通ったら正式に申し込み、本審査を受けることになります。
本審査では、物件に関する書類(売買契約書、重要事項説明書、建築確認済証、登記事項証明書など)と契約する方に関する書類(源泉徴収票、住民税の課税証明書、印鑑証明書、住民票など)を提出します。
本審査は事前審査よりも細かなチェックがおこなわれることもあり、結果が出るまで1週間ほどかかります。
本審査にとおると住宅ローンの契約が結べ、家の引き渡しや借り入れができます。
簡単にまとめると審査の流れは以下のとおりです。
●事前審査申し込み
●事前審査
●正式な申し込み
●本審査
●住宅ローンの契約を結ぶ
●借り入れ
住宅ローンの審査の基準とは?
住宅ローンの審査基準を知ることで、とおるための対策を練ることができます。
住宅ローンの基準は金融機関によって多少の違いはありますが、基本的な審査基準は次のとおりです。
年齢
借り入れ時の年齢が、満20歳以上満71歳未満であることです。
住宅ローンの完済時には年齢が80歳未満であることです。
健康状態
団体信用生命保険に加入できる健康状態であることです。
購入物件
購入する物件の資産価値が低すぎると、担保として見合わないため審査にとおりにくいです。
年収
年収が不安定だと審査にとおりにくいです。
勤続年数
勤続年数2~3年以上であることです。
返済負担率
年収に占める年間返済額の割合が20~25%を超えないことです。
個人信用情報
クレジットカードやローンで返済が遅れるなど、個人信用情報に瑕疵があると審査にとおりにくいです。
住宅ローンの審査の対策について
住宅ローンの審査にとおるために対策できることをいくつかご紹介します。
返済額や返済期間を見直し、無理のない返済計画であることを確認しましょう。
完済時の年齢が65歳を超えると審査にとおりにくいのでそこを考慮することや、頭金を多くして借り入れ額を減らすことで、審査にとおりやすくなります。
過去に残高不足や口座変更により携帯電話料金の滞納などがあると審査にとおりにくくなるため、個人信用情報機関に開示請求して確認しておきましょう。
まとめ
住宅ローンの審査には事前審査と本審査があり、事前審査にとおると家の売買契約を結べ、本審査にとおると住宅ローンの契約を結び借り入れできます。
審査には一定の基準があるため、その基準に達しているか確認しておきましょう。
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