マイホームとして一戸建ての長期優良住宅を購入すると、住宅ローン減税などによって節税効果を高めることができます。
そこで、今回は長期優良住宅の購入にともなう減税制度と注意点についてご紹介します。
住宅性能の高さとともにさまざまなメリットを受けられるよう、購入前にチェックして準備を整えておきましょう。
一戸建ての長期優良住宅を購入すると住宅ローン減税などのメリットあり
一戸建てで長期優良住宅を購入すると、おもに以下のような減税制度を利用できます。
・住宅ローン減税
・所得税の投資型減税
・登録免許税の軽減
・不動産取得税の軽減
・固定資産税の軽減
住宅ローンを活用して家を購入・建築する場合、通常は住宅ローン減税として10年間で最大400万円の控除を受けることができます。
しかし、長期優良住宅を購入・建築する場合は10年間で最大500万円の控除を受けることができます。
さらに住宅の建築・購入費(上限500万円)の10%が所得税から控除され、登録免許税も引き下げられます。
通常、家を新規取得すると固定資産税評価額から1,200万円を差し引いた金額の3%にあたる不動産取得税がかかります。
いっぽう、長期優良住宅にかかる不動産取得税は固定資産税評価額から1,300万円を差し引いた金額の3%となります。
通常住宅の場合は新築購入後5年間固定資産税が半額になりますが、長期優良住宅購入後の固定資産税減税期間は7年間になります。
長期優良住宅の減税制度と好条件で利用できる住宅ローンを組み合わせることで、さらにコストカットできる場合もあります。
一戸建ての長期優良住宅を購入する注意点
長期優良住宅を建てる場合、通常の一戸建てと比べて数週間~1ヵ月ほど建築機関が長引く傾向があります。
また、長期優良住宅を建築すると申請費用・建築費用・建築後のメンテナンス費用がかかる点にも注意が必要です。
長期優良住宅として認定されるためには申請が必要ですが、個人で申し込むと5~6万円、購入先の不動産業者に申請を依頼すると数十万円かかることもあります。
もとより水準の高い住宅を提供している業者ならそれほど価格が跳ね上がることはないものの、ある程度のコストアップは避けられません。
また、長期優良住宅には最低でも10年に1回の点検が必要です。
住宅の状況によっては、メンテナンス費用が高くつく可能性もあります。
まとめ
長期優良住宅を購入すると税制面でのさまざまな優遇を受けられるため、建築・維持費用からどれくらいお得になるのかぜひ計算してみましょう。
近年は住宅性能そのものの水準が高くなっているため、長期優良住宅だからといって難しい施工やメンテナンスを求められたりコストが高くなったりするわけではありません。
節税効果はもちろん注意点なども総合的に判断しながら、マイホームを検討してくださいね。
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