一戸建てを購入するにしても、マンションを購入するにしても、ほとんどの方は住宅ローンを組みますよね。
住宅ローンにはいくつかの種類があり、どれを選ぶかは大きな悩みどころでもあります。
今回はマイホームを購入する方の共通のポイントでもある、住宅ローンについてご紹介していきます。
どのように選んだら良いか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
住宅ローンの種類①：公的住宅ローン
まず一つ目に、「公的住宅ローン」があります。
その中には勤めている会社で財形貯蓄をしている場合に借りることができる「財形融資」があります。
毎月定額を積み立てることで、その資金をもとに融資を受けられるシステムです。
また、自治体によっては独自に融資を行う「自治体融資」を行っているところもあります。
住宅ローンの種類②：民間住宅ローン
次に「民間住宅ローン」です。
皆さんが一般的にイメージしやすいのは、銀行が融資する「銀行ローン」かもしれません。
各銀行がそれぞれ特徴のある商品を用意しているため、たくさんの中から自分に合ったサービス内容を選ぶことができます。
その他にも民間融資には、「フラット35」も含まれます。
有名な住宅ローンなので、不動産購入を検討したことがある方は耳にしたことがあるかもしれません。
公的住宅ローンにも民間融資にも、返済にあたりそれぞれ金利タイプが設定されています。
住宅ローンの金利には3種類あります。
●全期間固定金利型
返済期間中のすべてにおいて金利が固定されており、途中で返済額が変わらないのが特徴です。
市場金利の変化に左右されないので、マイホームの返済計画が立てやすい設定です。
フラット35を利用する際には、すべてこのプランとなります。
●変動金利型
これは、返済期間中も金利が変動するプランです。
市場金利によって返済額が減る可能性もあれば、増える可能性もあります。
なので常に、市場に目を光らせておける方にはよいかもしれません。
また、変動金利は金融機関によって優遇幅が違ってくることが多いので、数ヶ所に審査を出して、一番低いところで契約をするといった選び方をされる方も多いようです。
●固定金利期間選択型
一定期間中は金利を固定し、期間が満了した際に再度金利型を選択することになるプランです。
定期的に金利を見直すことはできますが、期間の最中での変更はできません。
また再選択の際には、全期間固定金利型は選ぶことができません。
まとめ
住宅ローンはいくつか種類があり、それぞれに特徴があることがお分かりいただけましたか。
またローンの種類によっても、金利型が異なり、同じ金額を借り入れたとしても、返済金額が変わってきます。
長期的な金利の動向の見通しは立たないため、何を重要視するか、選び方は本当に人それぞれです。
マイホームを購入するにあたって、借入金額や、毎月の返済金額を考慮して、ぜひご自分に最適な住宅ローンを選択する際の参考にしてみてください。
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