一般的な日本の住宅の天井高は平均2.5mとなっていますが、最近は3m近くまで天井高を上げる新築も多く、高い天井を提案するハウスメーカーも増えています。
天井を高くすると空間を広く使えるなどのメリットがある反面、デメリット・注意点というものもあります。
ここでは天井が高い事によるメリットとデメリットについてご紹介いたします。
天井は低いより高い方が良い?一戸建ての天井を高くするメリット
一戸建ての天井が高い事によるメリットは、以下の通りです。
・採光がしやすく、明るい空間になる
天井が高い方が大きな窓を取り付けられますし、より高いところに設置することができます。
高いところに採光用の窓を取り付ければ、より多くの光を取り入れられるので、陽当りが懸念される一戸建てでも十分な明るさを確保できます。
・開放感がある
天井が高い方が、より開放感を得ることができます。
天井の低い部屋は圧迫感があり、毎日の生活にも影響を及ぼすといわれています。
天井が高い方が広々とした部屋のように感じるので、家族みんなが伸び伸びとした暮らしを送ることができます。
開放的な一戸建てと聞くと、吹抜けを思い浮かべる方も多いと思います。
しかし、予算や家の構造上吹抜けを作れないという方も多く、少しでも開放感を得るために高くするケースが多いです。
・大きな家具を置いても圧迫感が少ない
天井が高い方が空間を広く感じられるため、大きなソファーや背の高い家具を置いても圧迫感を抑えることができます。
このように、天井が高い事によるメリットはたくさんあります。
天井が高い方が注意点は増える?一戸建ての天井を高くする際のデメリット
天井の高い一戸建ては、以下のようなデメリット・注意点もあるので注意しましょう。
・光熱費がかかる
天井が高ければ高いほど部屋の容積があがります。
そのぶん熱効率が悪くなり、光熱費がアップしてしまいます。
毎月支払う光熱費なので、長い目で見て本当に天井が高い方が良いのかどうかを決めるようにしましょう。
・メンテナンスが大変
天井が高い分窓や照明も高い位置にあるため、窓や照明の掃除や電球替えが大変になります。
・窓に合うサイズのカーテンやブラインドが既製品では売っていない
天井が高いと、その分窓も大きくなります。
大きい窓の場合、カーテンやブラインドが既製品サイズで見つからない場合があり、オーダーメイドで作る必要があるかもしれません。
カーテンやブラインドをオーダーメイドで作ると、既製品より高額になるため、余分なコストかかるのもデメリット・注意点です。
まとめ
一戸建ての天井を高くすると、開放感や明るさを手に入れられる反面、光熱費アップなどのデメリットも存在します。
天井が高い事によるメリットは多いですが、デメリット・注意点も踏まえたうえで理想の家探しを行いましょう。
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